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仕事を知る

INTERVIEW

私たちの身の回りには、沢山のモノで溢れていますが、そのモノを作る過程には必ず「廃棄物」が発生します。普段生活している中では、なかなか触れることのない「廃棄物」の世界。世の中の「環境資源」でもある廃棄物が、どのように循環されていくのか。知られざる世界の最前線で働く先輩社員から、さまざまな役割の仕事をご紹介します。

収集・運搬

珍しい車を操作するのが
やっぱりおもしろい!

アームロール車という、トラックに付いたアームの爪のようなものでコンテナを引っ掛けて荷台に載せる、ちょっと変わった車両を使って、収集・運搬を行っています。産業廃棄物は、工場などの敷地に設置したコンテナに集められているので、空のコンテナを持っていき、廃棄物の入ったコンテナと差し替えて、当社のクリーンセンターや専門の処理業者に搬入します。
アームの操作だったり、車両の運転だったり、最初は慣れないことも多かったですが、「大丈夫!」と思えるまで先輩が同行してくれたので安心でした。入社してから会社の費用で中型免許を取得しましたが、21歳を超えたら大型免許も取得したいですね。
ドライバーの中では若手ですが、その分取引先でも「新人さん?」とかわいがってもらえて。運転も、人と話をするのも好きな自分にとって、とても働きやすい環境です。

2021年入社

Fさん

ONE DAY SCHEDULE

7:00
車の点検、配車の確認
7:30
朝礼&ラジオ体操
7:45
1社目に向けてスタート
12:00
車両が停められる場所でランチ
13:00
午後は2社をまわる
16:00
帰社して積み荷をおろす
16:30
事務所で日報の作成
16:40
終業

特殊清掃作業

頼れる作業車を相棒に、
高速道路の「安全」を守る。

4t高圧洗浄車と10tブロワー車といった特殊な車両を駆使して、中国道・米子道・岡山道といった地域の重要な高速道路をはじめ、工場、市街地などの排水設備の清掃を行っています。
作業としては、管に詰まった泥などを高圧洗浄で飛散させて、ブロワー車で吸い取っていきます。ホースにも大きさの種類があって、どの大きさのホースをどのように使うかがプロの腕の見せ所。大きいものはホース内が詰まることも少ないですが、かなりの重さがあるので、現場によっては小さいサイズのホースを使って、大きな石を吸わない工夫をして効率よく作業しています。
高速道路の排水が詰まると、道路が水浸しになって、走行する車両の「命」に関わることもあります。一見キレイになったことが見えにくい仕事ですが、自分の胸の内には大切なインフラを守っている達成感がありますよ。

特殊清掃作業

2023年入社

Nさん

ONE DAY SCHEDULE

6:30
車両の点検
7:00
出発
8:30
現場に到着して、朝礼
9:30
車両規制の準備を待って、
作業スタート
12:00
エアコンの効いた車の中でランチ
15:00
現場作業が終了
16:00
汚水を計量
17:30
車両をキレイにして終業

運行管理

配車のやり方ひとつで、
お客様の「悩み」に手が届く。

誰が、どの車両で、どのルートを回るか、といった配車計画をはじめ、ドライバーの健康や勤怠の管理、引き取り先や処理業者とのやり取りなども行っています。
廃棄物の回収は、定期的なものと、突発的に発生するものがあります。お客様から連絡を受け、どのドライバーが向かえば効率よく回るか予測しながら配車計画を立てています。
先輩からこの業務を引き継いだときは、ドライバー全員と話をして、より効率のいいルートなどを再考しました。積み荷が「空」の状態をいかになくすか。その組み立て方にセンスが問われる仕事ですね。
この業界は厳しい法律遵守が求められるので、ただ物を載せて運ぶ、という世界ではありません。専門的な知識が必要だからこそ、お客様からも「助かりました」と感謝されることも多いですし、環境改善に一役買うことができるのが大きな魅力です。

2005年入社

Oさん

ONE DAY SCHEDULE

7:30
ドライバーと朝礼
8:00
配車の再確認、各自出発
9:00
お客様からの依頼の対応
12:00
ランチ
13:00
スポット回収の対応
15:00
配車計画の作成
16:30
ドライバーの体調や
日報のチェック
17:00
終業

中間処理

「処理」の現場を知って、
環境への意識も変わった。

中間処理は、土橋クリーンセンターで行っています。まずは廃棄物の素材などを見て、種類ごとに選別したり、リサイクルできるかどうかを判断。最終処分に回すものは「破砕(細かく砕くこと)」「圧縮(ぎゅっとコンパクトに圧縮すること)」といった処理を機械で行っていきます。こうした場内の仕事をすることで、プライベートでのゴミの出し方や分別の意識もすごく高まりましたね。
ときには、フォークリフトやショベルカーのような重機を使うこともあります。入社してすぐに会社の費用でフォークの免許を取得して、1年前くらいに重機の免許も取得しました。
私自身はおっちょこちょいな性格なので、「重機なんて無理!」と思っていましたが、乗ってみると予想以上に楽しくて。自分の力ではできないことも、重機を使えば一気に出来るので、仕事もどんどん面白くなりました。

1999年入社

Oさん

ONE DAY SCHEDULE

7:30
子どもを学校へ
8:00
朝礼&担当部署の掃除
8:30
積み荷の受け入れ(3〜4件)
12:00
休憩室でお弁当ランチ
13:00
選別・処理作業の続き
15:00
持ち込み廃棄物の対応
16:30
1日の荷物の量を計算して
書類に記入
17:00
残業なく終業。
帰宅して夕ご飯の準備

施設運営管理

「センス」や「発想力」で
新たなリサイクルを生み出す。

収集・運搬からクリーンセンターでの中間処理を経て、最終処分場につなぐ。その全体の流れを管理しているのが、施設運営管理です。
この仕事の大きなポイントは、いかに最終処分に回す量を減らして、リサイクル率をあげていくか。これまで「リサイクルは難しいから、処分に回そう」と考えられていたものでも、それができる技術を持った企業を探すことで、リサイクルに回せるようになるケースがあります。
そこで必要なのは「知識」よりも、「センス」や「発想力」だと感じています。「もしかしたら、これはリサイクルできるのでは」と付き合いのある業者さんに聞いたり、ネットを検索したり。そうした自分の「発想」でリサイクル量を増やすことで、処理のコストを抑えられるメリットはもちろんですが、環境にも非常に大きな貢献ができるので、大きなやりがいがありますね。

1999年入社

Sさん

ONE DAY SCHEDULE

7:30
ドライバーと朝礼
8:00
施設作業員と朝礼
8:30
施設内の各作業場確認
(処理量、工程など)
10:00
各作業場サポート
12:00
ランチ
13:00
搬出先企業様と搬出計画の打合せ
13:30
設備、機械メンテナンス
15:30
配車計画打合せ
16:30
日報チェック
17:00
戸締り後、退社